2015-01-01から1年間の記事一覧

峡南各町には、余りある自然遺産・文化歴史遺産・現在に続く産業など、観光資源、生涯学習に通じる教育資源などが豊かにありますので、その活用で新しい局面が出てくると確信してますが、それには観光公社の実現が求められます。峡南5町が連携して取り組める部分(主に観光・教育旅行)を特化して、各町が一体で取り組める形に高揚させていただく事で、あと2年後の29年度〜30年度にかけ部分開通が段階的に延伸していく過程ですので、まだ可能性は残されています。

私が重要と考えているPJは、富士川流域王国が目指してきていた峡南全域の活性化に直結する「富士川流域観光公社」(仮称)案ですが、各PJをも含めた活動が展開される中枢になるPJですので、この成否が峡南の明日を担うものとなると考えています。

普通、バイパスが開通すると車が旧道から逃げてしまい、これまで賑わっていた旧道商店街の賑わいが一変してしまう事例が多々みられます。ましては峡南を走る中部横断道には無料区間もあり、国道52における状況は、一変することでしょう。とりわけ観光バス(観光客)や車の多くは素通りが予測されます。山梨県では6年前から中部横断道沿線活性化構想推進協議会を立ち上げ、その構想を具体的に進めるため県企画課が推進協議会を立ち上げ、関係市町や地域関係者による委員構成で、北部区間・南部(峡南)区間含め6つの活性化プロジェクト(PJ)を

特に平成27年度、平成28年度までに現在増穂ICまで開通しております「中部横断自動車道」の延伸(開通)が段階的に始まる為の工事が日増しに勢いづいて参り、国道52や富士川左岸を市川三郷〜身延町を走る県道からも急ピッチで進む工事現場を見ることができます。

富士川流域王国活動は、山梨県を流れる富士川とその上流域一帯の活性化を標榜し、地域のあらゆる資源を活用していく運動の展開です。特に山梨県には山梨県と長野県にまたがる八ヶ岳一帯が八ヶ岳観光圏、それから富士山麓一帯に富士山観光圏がありますが、その中間にあたる甲府盆地と富士川流域一帯を「富士川・甲府盆地」観光圏として確立しながら、山梨県の活性化への方向を模索すべきというコンセプトでの活動を軸足においています。

くれぐれも申し上げますが、純金が展示されていたり、純金や純金製品が在庫で有るわけではありません。

金山博物館は、金山の歴史をガイダンスしている館で、展示品も発掘調査で発見された石製の鉱山道具類などを中心に展示しているものです。平成元年から3年間の学術調査で操業開始期が1450〜1500年の間に開始され、最盛期を経て、終焉は1600年代末までで、山金採掘(砂金に代わる鉱石からの産金では、甲州市黒川金山などとともに日本最初の山金山)遺跡として、国指定遺跡になっています。この歴史をガイダンスしている舘が、湯之奥金山博物館ですから、貴金属類である純金のインゴットや純金製品が沢山あって展示されている訳ではありま

強奪された1グラムインゴットは、エントランス内の小さめの展示ケース内にて展示されていたものでレプリカの文鎮、本物だと今日の金相場からすると1本530万円×5本=2650万円相当、ですが実際にはレプリカ、(特別価格で)3800円×5本でしたから19.000円程度、むしろ壊されたケースの被害のほうが高かかったということになります。

昨日、2月2日午後2時ころ金山博物館に強盗が入り、展示ケースの金インゴットのレプリカ5枚が持ち去られました。犯人は身長1・70センチメートル程の男性で黒装束、目出し帽を被り、木刀とハンマーで展示ケースを割り、ケース内のレプリカが強奪されたものです。犯人は山梨ナンバーの紺色の乗用車で逃走しましたが、幸い館職員には襲い掛からなかったため無事でしたが、怖い事件でした。昨日夕方のニュースから事件の報道があり、今日の朝刊では県内紙が3面トップ、全国紙山梨版では全紙がこの事件を報道しました。

それぞれの町が持つ「全ての資源」を広域的に共有することで、峡南全域の魅力が確かなものとなり、そのメリットを共有する形ができることを夢みています。単町の取り組み+広域的な取り組み=地域活性化と考えています。

富士川流域王国活動も富士川本流、上流域の釜無川、笛吹川沿岸を含めた広域的な地域活性化を標榜した運動を11年前に立ち上げ、地域活性化に意欲を持つメンバー(王国ではプランナー)による地域活動を展開しています。特に峡南5町を中心に考え、近未来に開通する中部横断道供用開始までには、各町の観光資源、教育資源を地域全体で共有しその情報を(旅行会社が企画しやすい情報として)広域的に提供することで、交流人口の増加を図りたいという方向とも合致するものです。

本日(1月27日・山梨日日新聞24面)の新聞で山梨など1都7県が新年度キャンペーンを始め、外国人の誘客へ関東連携で取り組み、観光地としての認知度向上や、広域的な周遊ルートの受け入れ体制を整えるため、16年度以降に広域連携組織の立ち上げを目指すことが伝えられました。国交省関東運輸局によると関東は全国で唯一広域連携組織がないとされ、同局では東京五輪で外国人観光客が見込まれる中、自治体を跨いだ広域周遊へのニーズに対応したいとしています。この流れについては賛同しますし、是非とも東京五輪までには間に合わせていただき

この記事、後日に続きます。

豊かな歴史資源、そしてその歴史舞台となった山梨県の自然遺産(多くの生活環境を支えた)地理的な環境を総合的に展望することによって、ダイナミックな姿が浮かびあがってきます。歴史と重層的に重なる中で現代の農業・工業・商業等の営みが、この甲府盆地と釜無川・笛吹川そして富士川の悠久なる流れの中で営まれて来ましたし、これからも続きます。

この富士川本流沿岸部において旧石器時代から縄文にかけて人々の生活の痕跡を残す遺跡などが中部横断道建設の事前調査などで、続々と発見されています。もっとも濃密な遺跡分布は、富士川の上流域沿岸部の笛吹川左岸や釜無川右岸(近年の発掘調査で想像以上の遺跡の存在が明らかに)に見られますが、いわゆる山梨県地図を見ますと河川がローマ字の「Y」を描いている沿岸部一帯に旧石器時代から縄文、弥生、古墳時代を経て今日に続く本県の歴史展開があったことが如実に理解できます。

王国活動が始まってから12年目になります。このブログ左上にはその履歴と、それぞれの年月には、目指してきたものを日記に記るしています。「富士川流域王国」の原点は峡南全域の活性化ですが、加えて上流域一帯を視野に入れた活動です。「峡南」では、わかりにくい部分がありますから、全国に知名度がある「富士川」を冠につけることで、どの県のどの地域なのか、多くの説明を加えずとも理解していただけることから「富士川流域王国」とし、その富士川本流と上流域(釜無川・笛吹川)沿岸地域を総括的にイメージしたものです。

王国プランナー会議も、今年度中には開催して、これまでの活動を総括したいと思います。

王国プランナーは、個人の意思で地域活性化を標榜する各位が、それぞれ置かれた立場、場面で行動を起こすことで、地域総体の活性化への基盤強化を目指しているものですが、これらの行為は、本日記の履歴が自由に紐解けますので、関心がある皆様には是非とも閲覧していただければとおもいます。

富士川流域の5町(南部町、身延町、早川町、富士川長、市川三郷町)を包括した広域的な地域活性化プロジェクトの推進が、県企画課と関係5町ならびに、日常的に地域活性化を標榜し活動している各種団体や個人の皆様方の努力があり、着々と前進しつつあることが伺えますが、まだまだ道半ばの状態でもあり、王国プランナーの皆様のさらなる意識の高揚が必要だと思えます。

2014年は、年初からの異常気象に見舞われた年でしたが、本年は明るい年になることを念じております。

2015(平成27年)の新春を迎えました。地域活性化に活躍しているプランナー各位のご健勝を祈っております。