2009-06-01から1ヶ月間の記事一覧

高齢時代(あえて化を抜きますが)の現在、遙か後輩と思っていた(研究者)仲間が、次々に60歳で定年を迎えていくようになってきました。思えば私自身も結構な年ですが、まだ現役です。こうした時代の中で日頃思っていることなんですが、20〜60歳が第1現役時代、60〜100歳が第2現役時代と呼称し、第1期現役の領域を取らない環境を創出し、まだまだ社会の一線で活躍していただく、体力的にもまだまだ余力はあるし、さらには、これまで積み上げてきた経験値からも、それを活かさなければ、その方が、むしろ大きな社会損失に繋がるものだ

南アルプス市の薩摩琵琶奏者「清水えみ子」さんの提供を頂き、湯之奥金山博物館エントランスで、ミニ・コンサートを開催しています。演奏はお馴染みの「バンダイ」の小さなロボット「リトルジャマー」によるJazz演奏です(写真)。

お気軽に金山博物館へお出かけ下さい。エントランスに懐かしいメロディーが流れています。

先に案内を致していました「富士川流域王国」の社交界「きらり輝き倶楽部」例会が110名の参加者を迎え盛大に開催されました。「辻」(広場)をイメージした会場に多くの著名な方がお集まり頂き感謝いたします。また南アルプス桃源交響楽団の皆様ありがとう御座いました。

さて「辻」(広場)とは、原始・古代からの人の社会生活に欠かせられなかった交流の場、ぶつぶつ交換や、情報交換、大道芸人の芸を楽しんだり、諸国を旅する人達からも楽しい話が聞かれたところでもありますが、ふと、今の市街地を見ても、全くゆとりが消え…

砂金体験が面白い、30分で100粒以上の実力派も多数います。

砂金体験施設などもあり「湯之奥金山博物館」のホームページ(砂金体験)を開きますと、30分間でゲットした粒数での番付表が掲載されています。10粒から前頭15枚目〜100粒以上が横綱、1000円高速を利用した入館者が増えています。

6月6日の読売新聞(山梨)週末寸言に表題の記事を書きました。甲斐金山は日本列島の中で、1500年代(16世紀)初頭に始まった山金山(砂金に代る鉱石からの産金)遺跡として、位置づけられています。鉱山技術史上において一つの画期があったと言うことです。現在、その甲斐金山遺跡(黒川金山・中山金山)は国指定史跡に指定され、守られております。この甲斐金山などのガイダンス館が山梨県身延町の湯之奥金山博物館です。

学術的な研究目的での来館にも応えられます。

観光業者がする観光企画は、ある意味ではスペシャリストにまかせ、その観光拠点になる地域の「価値を証明」をすることは、地域の役割だと考えるのだが、如何でしょうか。

先般、甲府城に関わる会議で、甲府城は、今は県指定史跡だが、国史跡を視野に入れた史跡整備と都市公園整備が10数年続けてこられた。いまでは立派な公園になっている。

そして今、さらに城の復元の一環で、櫓門などの整備の方向が議論され始めた。その会議の中で、当然、それら櫓門の復元は国史跡を視野に入れたものでなければならないが、委員のなかから、国史跡になると制約が出るから、果たして国指定史跡をめざすことは如…

不思議に思うことは、東京圏に隣接しながら、なぜ、山梨県の地価は下落が10数年もつづくのか?である。やはり、魅力がないから?。

裏を返せば、これは「価値の証明」が十分でないことの表れでないのかと思う。

山梨県には「価値」あるものが沢山ありながら、その「価値が証明」しきれていないのでは?。

ふと、そんな気がしてならない。例えば「世界遺産登録」。これは、世界の目でみて、人類にとって、どんなに高い価値を有しているか、その普遍的な価値の証明がなされなければ、登録に至らない。 そのため、ひとたび世界遺産に登録されると、その「価値観」に…

「価値がある」ところへ人が集まる。

京都など「文化遺産」が集積されていて、総体の価値観が高い、そんなところへは「観光客」が押し寄せる。今では1年を通じ観光客が絶えることがない。