2009-11-01から1ヶ月間の記事一覧

26〜27日、甲斐黄金村・湯之奥金山博物館主催の伊豆方面金山遺跡見学会に行って参りました。代表的な土肥金山はじめ大仁金山、持越金山、清越金山、湯ヶ島鉱山、天正金鉱など10箇所以上のポイントを巡る旅でした。参加された皆様全員が満足された内容のあるイベントで、講師を務められました五味篤さんをもってして正に有意義な生涯学習プランであったと評価されました。

カット写真は土肥金山での一こまです。

これからの予定は、明日26日は下部温泉郷活性化のイベント「イイフロ」の日、イルミネーションの点火式が6時から。また、明後日の27日〜28日は伊豆半島の金山見学会(湯之奥金山博物館主催行事)で伊豆行きです。

カット写真は24〜25日の宿泊先(下部ホテル)の部屋からの紅葉の様子です。松の木の先に湯之奥金山博物館が見えるのですが、わかりますか?。

25日、午後2時から県立博物館の「みんなでつくる博物館協議会」(みんつく)へ出席、上記に重なるような議題があり、正に今朝の連続。

24日〜25日 中部横断自動車道沿線活性化協議会に関わる委員さんの自発的勉強会を下部ホテルにおいて開催、12名が参加して熱心に議論しました。2名が宿泊、気づけば25日午前3時半、急いで就寝。

23日、山梨県考古学協会主催の北杜市の板橋遺跡見学会に行ってきました。縄文時代前期初頭の遺跡で、多数の住居跡が発見されましたが、注目すべきは北杜市西端部と長野県東部に残された文化圏の存在を証明する、方形柱穴列と呼ばれる構築物跡が発見されました。残念ながらここは保存されません。

本日20日、アピオにおいて表彰式が開催され、教育文化部門で表題の功績者賞を横内知事から戴きました。まだingですから、これからも精進し頑張ります。関係者の皆様に厚く御礼申し上げます。

11月16〜17日は大阪・京都へ出かけてきました。尊敬するNIPRO佐野實社長さんにお会いしてきました。お元気でした。山梨県から次世代を担う青年経営者Tさんに、世界の動向を、また時代の流れを見据えた経営の極意を伝授していただきました。

その夜は京都祇園において食事を戴き、京都へ宿泊、翌日紅葉見学を計画していましたが、生憎の荒天で一路山梨へと戻って参りました。今回も佐野社長さんに大変お世話になりました。

11月15日の日曜日、八ヶ岳へ親しい友人夫妻とわが妻と紅葉を見に行ってきましたが、残念遅すぎました。でも高原の魅力はいつでも変わらぬ雄大な景観を楽しませてくれました。ダイヤモンド・クラブでのひれステーキ、聖泉寮でのソフトクリーム、韮崎・瓢亭の蕎麦に舌鼓みを打ちながらのドライブで、平素の疲れを癒しました。

ところで公開講座の最後に思いもかけていなかったことが起きました。講座の会場で、館と皆様を代表して小松美鈴学芸員から、県政功績者表彰を祝い「花束」をいただきました。ありがとうございました。これからも頑張ります。

県政功績賞では、多くの皆様から祝意の電話、電報、FAXなどいただき感謝いたします。20日が表彰式ですから、その後に御礼のご挨拶をさせていただきたいと思っております。

日本における初源的山金山(金鉱石からの産金)である「甲斐金山における鉱山技術」と題し、産金技術における解明がどこまで出来ているか、講演ではそれを考えていく為のテーマ(課題)について整理してみました。

表彰式は11月20日になります。私が関係していますことは、元でなく多くが現役を務めていますので、これからも頑張っていきたいと思います。変わらぬご指導を頂ければ幸いです。

今回特に嬉しかったことは、平素、ご指導いただいております佐野實NIPRO社長が特別功績で栄によくしたことです。佐野社長に対する県民の感謝の気持ちが届けられるかと思います。

本日の山梨日々新聞5面で功績者被表彰者の紹介がありました。私は教育・文化で功績があったということで選ばれましたが、これは関係者皆様の支援があればこそのもので感謝申上げます。多くの皆様から祝福のお電話、祝電を戴き厚く御礼を申上げます。

経済大国とか言って、驕っていた日本が恥かしいですね。中国の友人の教授は笑っているでしょうね。(精華大学の孫先生このblog見ていますか?)。リニアはこの轍を踏まないことです。地球規模のリニア鉄道発祥の地は山梨県に!、富士川流域王国の願いです。

ちなみに上海市内から上海空港までのリニア・カー(ドイツの企業)は常伝導、日本のJRの技術は超伝導です。

平成に入ってから、私は中国(中国科学技術大学)と国際共同研究をはじめましたが、当時、日本では携帯電話が開発され普及される見通しが出た頃、中国の話題(広大な国土なので、電話線で敷設することは大変だが、携帯電話なら宇宙衛星を上げれば、中国全土に普及する)といった主旨の話を関係者にしても、中国は日本の戦前のレベルなんだよね〜。4〜50年遅れているんだよね〜的な、答えしか返ってきませんでした。いま見てください、中国の携帯電話市場の90数パーセントが外国企業に奪われ、日本企業は、よく見て数パーセントなんです。

そのリニア鉄道発祥の地が「山梨県」であって欲しい。その視点でリニアを見ていただきたい。その為には「国策」でリニア鉄道推進を考えるべきではないでしょうか。

寸言で書きましたように、これからの日本経済を牽引する産業の主役は、超伝導リニアを持つ日本(JR東海)です。50年後の世界はリニア鉄道網で覆われ、飛行機主役の時代は終えているでしょう。

リニアの議論が山梨県内において活発になって参りました。何か小さな枠組み(経済効果云々)の中で議論していませんか?。一つの試算に目くじらを立てていても仕方がないでしょう。それはそれで一つの目安ですから。要は建設推進に国も山梨県もどのような支援策を考え実現させるか、その方の議論が先だと考えますが、如何でしょうか。これによって少なくとも山梨県の活性化の道は開けますし、市町村にまでその波及効果は生まれるでしょう。私たちが目指す「富士川流域王国」の全エリアの活性化が果たせるでしょう。