2011-10-01から1ヶ月間の記事一覧

王国プランナーの鈴木俊輔さん(NPO南部農援隊理事長)が、フィリピンへの移住を決め奥様と、奥様の母の3名で新天地での生活をすることになりました。マニラ〜日本間は飛行機で楽々移動ができますし、現地の皆様の親日感、現地の友人・企業のサポート、医療関係などの充実さが、移住の決め手となったといいます。マニラ空港から車で30分、閑静な住宅街で、自宅は120坪(建坪)のスペイン風の住宅だそうです。また、別に契約しているリゾートがあるということで、機会があったらお出かけ下さいということです。鈴木さんのフィリピンの住所、

中部横断自動車道沿線地域活性化交流促進プロジェクト推進協議会・峡南ブロック・プロジェクト班は、1、情報受発信部会、2、食の「こしべんと」部会、3、富士川下り部会、4、文化施設・観光施設への集客部会、がありますが、さらに5、自然遺産・文化歴史遺産部会を立ち上げ、峡南5町における「学習プログラム」の充実を図る方向で、もてる資源(既にリストアップされている)に、あらたな素材を盛り込んだ内容で構築(企画編集)を進めて参りたいと思います。いよいよ王国プランナー皆様の出番になりましたので、思い切った「学習プログラム」

南信州観光公社の高橋社長、農家の小木曽さん、有り難うございました。

素材的には、我々富士川流域の方がバラエティーにも富み、その取組みにも情熱ある「ひと」次第で、今後大きく開けるものと確信を強めて参りました。数ある素材を商品化する「編集力」がやはり大事なことで、我々富士川の活性化を日常的に実施している者にとっても、新しい感性の元で、もう一回、急いで観光素材の有り様を組立て直し、かつ、新鮮な商品に仕上げていく努力こそが大事だということを痛感した研修旅行となりました。

やはり情熱を持った指導者(高橋充さん)や、宿泊農業体験の受け入れをしている、伊賀良会の小木曽清一さんの取り組む姿勢が、印象的で学ぶものが沢山ありました。今後の富士川流域の活性化に大いに生かせる部分があるように感じました。

特に南信州は、代表取締役社長の高橋充さんの、並々ならぬ情熱に触れることが出来ましたが、農業の体験型修学旅行で完成度が高いプログラムのあり方に同公社の真髄を学んで来ました。

中部横断自動車道沿線地域活性化交流促進プロジェクト推進協議会先進地視察研修で、長野県飯田市の南信州観光公社へ視察研修に行ってきました。同協議会は2年間の構想期間を経て、3年目は具体的な事業展開の方向が示され、今年はその具現化の為の作業に入っていますが、目下、富士川流域観光公社(仮称)設立を目指しているだけに、先進的な位置の中で業績を上げている、南信州の事例をつぶさに視察研修して参りました。

私(谷口一夫)もトロンボーン奏者として出演、楽しい思いをさせていただきました。王国内の文化活動として私自身は位置づけていますが、今回は第11回やまなし県民文化祭地域フェスティバル参加事業でもありました。

今回はスクリーンミュージック特集で、指揮者・矢沢定明先生により、大成功のうちに開催されました。曲はハリーポッター、ナルニア国物語、パイレーツオブカリビアン、ジュラシックパーク、そして最後はふたばジュニアコーラスの可愛らしい少年少女の皆様とサウンドオブミュージックが楽しく演奏され、来場者からの惜しみない拍手が鳴り響きました。

富士川流域王国内のオケ、南アルプス桃源交響楽団の第33回定期演奏会が、同楽団のホームであります桃源文化会館音楽ホールで本日盛大に開催されました。

全国へ身延町、また金山博物館が紹介されたことは、富士川流域王国全体に活気を呼び、地域活性化にもなっていると思います。経済効果も大変多きと思います。

因みに、8月15日フジテレビ「スーパーニュース」撮影取材。16日YBS撮影取材、17日テレビ朝日「ひるおび」OA、YBSテレビOA、18日UTY取材・UTY「ニュースの星」OA、21日テレビ朝日甲府取材・撮影、NHK甲府取材撮影、テレビ朝日甲府取材撮影、22日テレビ朝日「モーニングバード」生中継

、山梨日日新聞取材、25日読売新聞取材、27日「週刊現代」取材撮影、31日毎日新聞取材、トーキョウFラジオコメント出演、9月8日山梨放送「宝くじどか〜んと1000万円」OA,などなど続き、今日に至っております。

富士川流域王国の拠点的観光施設として、また金山をガイダンスしている生涯学習拠点施設として、平成9年に開館以来有料入館者270,000人を突破していますが、大体の傾向は、関東(40%)、東海(40%)、その他全国から10%、県内から10%の割合で多くの来館者の皆様をお迎えしています。特に毎年7〜8月は数々のイベント、詳しくは「甲斐黄金村・湯之奥金山博物館」(検索)でHPを開いて頂きますと詳細が分りますが、それらを含め館は来館者のピークを迎えますが、今年は8月下旬頃から金の高騰(グラム5000円に近づく勢い)

本日のNHK「おはよう日本」で甲斐黄金村・湯之奥金山博物館の活況ぶりが放映されました。これは先にNHK甲府のニュースで放映されたのに続く、関東エリヤ(東京都・千葉県・神奈川県など)へ流されたものです。

多くの県内外の皆様、「一般公開」の日を楽しみに、歴史ロマンを体感しに、是非山梨県へお出かけ下さい。

この碁石金が散逸したら2度とお目にかかれないでしょう。今回の県立博物館への収蔵が決まったことに安堵しています。

これは、信玄の時代に金1両=金4匁〜4匁2分(田舎目)と考えていたのではないかと思われます。つまり、甲州金である「碁石金」は、貨幣への萌芽期の貴重な歴史資料だと言える訳です。

さらに、慶長8年に江戸幕府が開かれます、その江戸幕府の慶長小判は慶長6年頃から鋳造が始まりましたが、その規定量目は(4匁7分6厘)17・85グラム、品位は金84・29%、銀15・71%で、結果、慶長小判の金使用量は、(約4匁)15・05グラムとなっています。

武田家はこの遺産(制度)を残し、天正10年に滅亡しますが、それから14年後くらい未だ江戸幕府が開かれる以前の慶長元年前後に、我が国最初の4進法による甲州金貨幣制度が始まります。「両、分、朱、糸目」です。つまり「4糸目が1朱、4朱が1分、4分が1両」です。この1両金貨の量目がなんと信玄公の「碁石金」と同じ(4匁)約15グラムなのです。

さらにこの「碁石金」の量目(目方)、諏訪大社の例を見ますと、13・58〜16・45グラム、平均14・47グラム(約15グラム)。「蛭藻金」はこの倍数で作られています。

現存する資料は、現在、諏訪大社(出土地は諏訪大社下社秋宮)に信玄公が奉納されたとみられる「碁石金」31点と蛭藻金11点。それと、今回の甲州市出土のもの。単品で蛭藻金など1〜2点の出土例はかって見られましたが(国立東京博物館蔵)、大量に出土した例は、上記2ヵ所のみ。それだけでも今回の「蛭藻金」、「碁石金」の現物(本もの)資料は貴重だと言えます。

「碁石金」は、戦国時代、武田信玄公によって褒賞や社寺への奉納に使われたもので(甲陽軍鑑)、当時20ヵ所は下らなかった多くの金山を抱えていた甲斐国内の「金」を使い鋳造されました。

甲州市(旧勝沼)から、かって発見された甲州金の「碁石金」16点と蛭藻金2点、中国からの渡来銭2千数百点の購入へ向けて手続きが進められている報道を拝見、本県にとって極めて大事な歴史資料が県立博物館の収蔵品に加わるという大変ビックなニュースに接し嬉しくなりました。

また下部温泉郷から上流8?離れた、湯之奥〜猪之頭線(林道)が土石流で被害に遭っている様子です。湯之奥集落に近い入の沢には茅小屋金山と内山金山遺跡がありますが、その状況が大変不安です。更に国指定史跡となっている、金山沢上流にある中山金山の様子が、林道が崩落や落石していることから、確認出来ない状況で現地の状態がどうなのか大変不安です。

ですが(軽微な所含め)被害を免れたホテル・旅館もあり、営業は続けられていますから、王国内の柱となっています下部温泉郷へのご利用で、観光地復興の応援をお願いいたします。

その被害のあった22日(木)も千葉県から大変な思いをして来ましたという来館者(親子3人)があり、休館することなく開館(砂金体験室)しましたが、温泉街の被害は全面復旧までには少し時間がかかりそうです。

富士川流域王国内の観光地では、下部温泉郷(しもべおんせんきょう)の被害が下部川の増水・氾濫で甚大でした。同温泉郷入口、JR身延線・下部温泉駅から徒歩3分の位置にある湯之奥金山博物館は、下部川の増水には巻き込まれませんでしたが、館の裏山からの沢が氾濫、中規模な土石流で駐車場から館内にまで影響が及びました。また館の一部屋上からの廃水がままならず、館内へと流れ込み、この方の被害も出ています。

とりわけJR身延線が路線の盛り土崩壊などで、身延〜西富士宮間が全面運休、甲府〜身延間は、数カ所被害があったが、この区間は早期に回復、現在は通勤者や、観光客の足を取り戻していますが、急行富士川は全面運行が止まっていますので、やはり後遺症は大きく残っています。

台風15号は、日本列島を縦断各地に大きな被害をもたらしました。本県においても9月21日〜22日に降り注いだ暴風雨は、富士川流域一帯に凄い被害をもたらしました。