2012-03-01から1ヶ月間の記事一覧

早い時期に第3回「王国シンポジューム」が開催できればと考えています。第1回(下部ホテル大ホール)、第2回(身延総合文化会館大ホール)での開催でしたが、こんな大掛りでない、「ミニ・シンポジューム」を王国エリア内の各地で開催出来たらと考えています。因みに王国は富士川流域一帯ですから静岡県も入っており、静岡県のプランナーの皆様もおります。広域的に連動した中で、地域活性化が図れるとの信念のもと、活動が続けられております。

王国活動は金山博物館の館外活動として数年前にスタートした非法人の地域活性化団体です。参加者は全てボランティア(無報酬)で行っています。富士川流域(上流域を含む)広域的な活性化を考え実践していくことを主目的にしています。その内容は、本日記のバックナンバーを開いていただきますと、無修正のまま出て参りますので、一度ご覧頂ければ幸いです。

中部横断道沿線活性化推進協議会の活動も次年度はより具体的になって参りますので、王国プランナーの活動の場は益々大きくなっていきます。人材は幾らいても足りない状態ですので、関心がある方の参加大歓迎です。

王国プランナー会議3月24日(土)開催をお知らせしていましたが、年度末でスケジュールがタイトな状況にありますので、4月21日(土)に開催日を変更いたしました。同日午後2時、身延町の「湯之奥金山博物館」多目的ホールです。どなたでも地域活性化に強い関心がある方なら、お出かけ下さい。歓迎です。お問い合わせは同館館長谷口(0556−36−0015)までお願いいたします。

そんな中でも、地域活性化は間断なく進めなければ、地域において自らが成長する道、生きる道を閉ざすことになります。何れにせよ前を向いて一歩一歩前進するしかないのです。

とは云っても国を支えてきた大手事業所にあっては、国際的な環境変化の中を生き抜くために、どれだけ困難と対峙しているか、想像以上の壁に直面しています。国内やそれに関わる県内産業経済界においても、そんな傾向の中にいます。一定の力をもった企業は海外へ急速にシフトを変えていますが、そこで働く従業員は、いつ海外への転勤命令が出るかの不安を抱えています。それだけ世界経済は同時進行で回っていることになります。この輪の中にいなければ、いつ振り落とされるかのせめぎ合いでしょう。

また、我々を取り巻く身近な環境も刻々と変化しています。じっとしていれば良いという訳にはいきません。いわゆる「生活戦国時代」の様相を見せています。個々においても社会生活においてもです。商業地図も大手の進出で、地元の商店街はいずこも無惨な状態です。こうした商店街も、地域活性化では共に考えて行かねばなりません。でも、最近では既に商店主には諦めムードが強くあり、地域活性化もかけ声ばかりです。

国際的にも、ECはギリシャ問題が一定の決着を見たようですが、基本が解決した訳でありませんから、まだ問題を残していますが、この事例を含め地球規模で多くの課題を抱えたまま、遅々として進まない現状をみると、このままどうなるのか心配の種は尽きません。もはや一国の問題でないグローバルな問題を各国や企業が抱えているという事でしょう。

昨年3月11日の大震災と原発事故、被害者の皆様や関係者の皆様に改めてお見舞い申上げます。それから早くも1年を迎える時期になってしまいましたが、まだまだ思うような復旧復興ができていません。特に原発事故の処理は深刻です。東京電力何か人ごとのようで気にかかります。