2015-01-17 この富士川本流沿岸部において旧石器時代から縄文にかけて人々の生活の痕跡を残す遺跡などが中部横断道建設の事前調査などで、続々と発見されています。もっとも濃密な遺跡分布は、富士川の上流域沿岸部の笛吹川左岸や釜無川右岸(近年の発掘調査で想像以上の遺跡の存在が明らかに)に見られますが、いわゆる山梨県地図を見ますと河川がローマ字の「Y」を描いている沿岸部一帯に旧石器時代から縄文、弥生、古墳時代を経て今日に続く本県の歴史展開があったことが如実に理解できます。