2009-01-01から1年間の記事一覧

山梨県の考古(歴史)研究がすすむと、山梨県の活性化(観光)プログラムを、より深いものに作り上げることが可能です。特に「富士川流域王国」(富士川とその上流域)には、沿岸部に遺跡が集中しております。これらの歴史を色々な学習資源、観光資源に活用することが、山梨県や富士川流域市町村の目玉につながります。いま直ぐにでも活用できる状況です。 いま、観光客はその地域に触れ、歴史文化に触れ、地域の食に触れ、地域に住む住人に触れる旅を指向しています。私たちはこの地域の歴史文化を有効な活性化の素材にするために「富士川流域王国

この延長線上で私の「山梨県県政功績者賞」を先般知事から頂くことになりました。30周年記念イベントの中で、突然花束を頂き、受賞を祝っていただきましたが、山梨県考古学協会が受賞したものと受け止めております。考古学関係者の皆様、山梨県考古学協会の会員の皆様に御礼申し上げます。

カット写真は、頂いた花束です。ありがとう御座います。

山梨県考古学協会(山考協)が30周年を迎え、12月13日にベルクラシックに於いて、記念イベントが開催されました。昭和54年10月21日に結成されてから数え丁度今年10月21日をもって30年という記念の年になりました。

昭和31年4月、私は大学で考古学専攻の道を選びましたが、当時の山梨県における考古学研究のレベルは、大変低いものでした。大学の教授や先輩からも、君らが頑張らなければ駄目なんだ、と激をとばされての大学時代でしたが、38年に帰郷、その翌日からア…

本日、富士川流域王国エリア内にあります釈迦堂遺跡博物館(山梨県・笛吹市&甲州市)の(運営)協議会が開かれ、同館の素晴らしい活動の様子が報告されました。同館は、中央自動車道建設に伴い行われた釈迦堂遺跡発掘調査で発見・採集された収蔵品1千数百点の土偶や土器、一括して国の重要文化財に指定されている凄い資料をもつ博物館で有名です(同館所蔵の土偶などイギリスの大英博物館などへも出展されています)が、なんと、日本列島で唯一、高速道路を下りずに、釈迦堂パーキングエリアがら、車はそこへ置いたまま、徒歩で博物館へ行くことが

また、同館の1階や2階の展望台からみる甲府盆地の全景と、その背後に広がる南アルプスの景観が実にみごと、必見の価値があります。学芸員秋山圭子さん(0553−47−3333)が在館していれば楽しい解説が聞かれるかも!。カットは同館1階ロビーから…

1000円高速で縄文時代へタイムスリップしませんか?

26〜27日、甲斐黄金村・湯之奥金山博物館主催の伊豆方面金山遺跡見学会に行って参りました。代表的な土肥金山はじめ大仁金山、持越金山、清越金山、湯ヶ島鉱山、天正金鉱など10箇所以上のポイントを巡る旅でした。参加された皆様全員が満足された内容のあるイベントで、講師を務められました五味篤さんをもってして正に有意義な生涯学習プランであったと評価されました。

カット写真は土肥金山での一こまです。

これからの予定は、明日26日は下部温泉郷活性化のイベント「イイフロ」の日、イルミネーションの点火式が6時から。また、明後日の27日〜28日は伊豆半島の金山見学会(湯之奥金山博物館主催行事)で伊豆行きです。

カット写真は24〜25日の宿泊先(下部ホテル)の部屋からの紅葉の様子です。松の木の先に湯之奥金山博物館が見えるのですが、わかりますか?。

25日、午後2時から県立博物館の「みんなでつくる博物館協議会」(みんつく)へ出席、上記に重なるような議題があり、正に今朝の連続。

24日〜25日 中部横断自動車道沿線活性化協議会に関わる委員さんの自発的勉強会を下部ホテルにおいて開催、12名が参加して熱心に議論しました。2名が宿泊、気づけば25日午前3時半、急いで就寝。

23日、山梨県考古学協会主催の北杜市の板橋遺跡見学会に行ってきました。縄文時代前期初頭の遺跡で、多数の住居跡が発見されましたが、注目すべきは北杜市西端部と長野県東部に残された文化圏の存在を証明する、方形柱穴列と呼ばれる構築物跡が発見されました。残念ながらここは保存されません。

本日20日、アピオにおいて表彰式が開催され、教育文化部門で表題の功績者賞を横内知事から戴きました。まだingですから、これからも精進し頑張ります。関係者の皆様に厚く御礼申し上げます。

11月16〜17日は大阪・京都へ出かけてきました。尊敬するNIPRO佐野實社長さんにお会いしてきました。お元気でした。山梨県から次世代を担う青年経営者Tさんに、世界の動向を、また時代の流れを見据えた経営の極意を伝授していただきました。

その夜は京都祇園において食事を戴き、京都へ宿泊、翌日紅葉見学を計画していましたが、生憎の荒天で一路山梨へと戻って参りました。今回も佐野社長さんに大変お世話になりました。

11月15日の日曜日、八ヶ岳へ親しい友人夫妻とわが妻と紅葉を見に行ってきましたが、残念遅すぎました。でも高原の魅力はいつでも変わらぬ雄大な景観を楽しませてくれました。ダイヤモンド・クラブでのひれステーキ、聖泉寮でのソフトクリーム、韮崎・瓢亭の蕎麦に舌鼓みを打ちながらのドライブで、平素の疲れを癒しました。

ところで公開講座の最後に思いもかけていなかったことが起きました。講座の会場で、館と皆様を代表して小松美鈴学芸員から、県政功績者表彰を祝い「花束」をいただきました。ありがとうございました。これからも頑張ります。

県政功績賞では、多くの皆様から祝意の電話、電報、FAXなどいただき感謝いたします。20日が表彰式ですから、その後に御礼のご挨拶をさせていただきたいと思っております。

日本における初源的山金山(金鉱石からの産金)である「甲斐金山における鉱山技術」と題し、産金技術における解明がどこまで出来ているか、講演ではそれを考えていく為のテーマ(課題)について整理してみました。

表彰式は11月20日になります。私が関係していますことは、元でなく多くが現役を務めていますので、これからも頑張っていきたいと思います。変わらぬご指導を頂ければ幸いです。

今回特に嬉しかったことは、平素、ご指導いただいております佐野實NIPRO社長が特別功績で栄によくしたことです。佐野社長に対する県民の感謝の気持ちが届けられるかと思います。

本日の山梨日々新聞5面で功績者被表彰者の紹介がありました。私は教育・文化で功績があったということで選ばれましたが、これは関係者皆様の支援があればこそのもので感謝申上げます。多くの皆様から祝福のお電話、祝電を戴き厚く御礼を申上げます。

経済大国とか言って、驕っていた日本が恥かしいですね。中国の友人の教授は笑っているでしょうね。(精華大学の孫先生このblog見ていますか?)。リニアはこの轍を踏まないことです。地球規模のリニア鉄道発祥の地は山梨県に!、富士川流域王国の願いです。

ちなみに上海市内から上海空港までのリニア・カー(ドイツの企業)は常伝導、日本のJRの技術は超伝導です。

平成に入ってから、私は中国(中国科学技術大学)と国際共同研究をはじめましたが、当時、日本では携帯電話が開発され普及される見通しが出た頃、中国の話題(広大な国土なので、電話線で敷設することは大変だが、携帯電話なら宇宙衛星を上げれば、中国全土に普及する)といった主旨の話を関係者にしても、中国は日本の戦前のレベルなんだよね〜。4〜50年遅れているんだよね〜的な、答えしか返ってきませんでした。いま見てください、中国の携帯電話市場の90数パーセントが外国企業に奪われ、日本企業は、よく見て数パーセントなんです。

そのリニア鉄道発祥の地が「山梨県」であって欲しい。その視点でリニアを見ていただきたい。その為には「国策」でリニア鉄道推進を考えるべきではないでしょうか。

寸言で書きましたように、これからの日本経済を牽引する産業の主役は、超伝導リニアを持つ日本(JR東海)です。50年後の世界はリニア鉄道網で覆われ、飛行機主役の時代は終えているでしょう。

リニアの議論が山梨県内において活発になって参りました。何か小さな枠組み(経済効果云々)の中で議論していませんか?。一つの試算に目くじらを立てていても仕方がないでしょう。それはそれで一つの目安ですから。要は建設推進に国も山梨県もどのような支援策を考え実現させるか、その方の議論が先だと考えますが、如何でしょうか。これによって少なくとも山梨県の活性化の道は開けますし、市町村にまでその波及効果は生まれるでしょう。私たちが目指す「富士川流域王国」の全エリアの活性化が果たせるでしょう。

潮を退くように日本の企業が、国内から外国(中国やインドなど)へ生産シフトを変え、同時に大消費地である中国やインドなどのアジアの巨大マーケットへターゲットを絞った動きが加速しています。

と言うことは、国内での生産拠点が減少し、雇用の場が急速に減少し、雇用情勢そのものから悪化を辿る動きが顕著になります。こうした中での8年後開通予定の中部横断道開通に伴う沿線地域の活性化を検討する会ですから 本来的には、もっと・・・。議論を重ね…

南アルプス桃源交響楽団は25日に定期演奏会が25日の日記の通り行われましたが、即次のイベント参加の為の練習が27日から始まりました。結構忙しいものですね。

ところで25日の定期演奏会には、金山博物館へご来館いただいたお客様(花上さん)ですが、その折り、お話ししましたらマンドリンを習い、東京マンドリン宮田楽団での演奏会にも出演されているということで、東京での公演にも行ってきましたが、大変お元気…

表題の会議、26日日記の通り開催されました。JTB清水慎一常務の「地域資源を活用した観光の推進と情報発信について」の素晴らしい講演を引き金に、1班(組織)、2班(資源活用)にわかれ協議されましたが、私は全体の会長を務めますが(分科会は2班を担当)ですが、久々に各委員さんが燃えました。

この会議、公式には12月9日にもう一度(3回目)のブロック(峡南)会議があり、来年には北部ブロックとの全体会議が開かれますが、こうした公式の会議だけでは、詰められない、別途、非公式ながら意見を交わし、活性化への道を探ろうという、ところまで…

1昨日の24日(土)は、県埋蔵文化財センターと県考古学協会主催の2009年上半期、遺跡調査発表会でした。①物見塚遺跡(平野修さん)、②山崎第4遺跡(千葉毅さん)、③甲斐国分寺(伊藤修二さん)、④滝沢遺跡(小林健二さん)、⑤後田堰取水口堤防跡(齋藤秀樹さん)らの、調査結果がパワーポイントなど駆使し分かりやすく山梨の歴史の有り様が解説されました。

この小さな積み上げの連続が甲斐(山梨県)の歴史解明の総体に通じるもので、平素、現場を担当している皆様方のご苦労をねぎらいたいと思います。

昨日25日(日)は、南アルプス桃源交響楽団の2009秋・定期演奏会でした。Trbで出演いたしましたが、楽しくやりました。①モーツアルト「歌劇・ドン・ジョバンニ」序曲、②チャイコフスキー「幻想序曲・ロミオとジュリエット」、③ドボルザーク「交響曲第8番 第1楽章〜第4楽章」、アンコールでは「スラブ舞踏曲」を演奏いたしました。

会場フロアーでも、思わぬ知人・友人に会い楽しく交流を深めました。

本日26日(月)は、中部横断道沿線活性化の推進委員会が2時から六郷において開催されます。基本的には「峡南」地方の価値を高めることが目標になると考えています。その価値が①世界、②国、③県、④地域、⑤個人・・などの、どのレベルに通じる価値であるか、関係者・当事者の考えを集約して、育てていき、活性化に繋がるような、コラボを考え、一つ一つ組立てていく、この作業が必要だと考えています。

今日はそれらを考える会議ですから、楽しみです。