2011-01-01から1ヶ月間の記事一覧

富士川流域の「産業遺産(技術発祥地)」と学習ポイント 

*現在に通じる技 1、石工(夜子沢の石工衆=東京お台場の砲台の石積みを行っている) 2、大工(下山の大工衆として数多くの寺社建築を行っている) 3、金堀(甲斐金山鉱山技術は100年後の佐渡・石見などの鉱山技術へ発展) 4、手漉き和紙 5、雨畑硯 6…

下記は平成17年4月7日現在の資料です。今後、これに集成と加筆していきます(2011年(平成23)1月9日)

*自然遺産・自然景観 *景観ポイント20を選定 1、身延山奥の院から展望できる冨士川流域の景観(写真有) (身延山ロープウエイ・眺望絶景17分間の空中散歩が楽しめます) (2)箱原地区から富士川の流れ(写真有) (3)鰍沢町天戸からの富士川の流れ…

富士川流域の自然遺産

館外活動であります「富士川流域王国」のコンセプトを再々度ご紹介したいと思います。

*「富士川流域王国」(コンセプト) 王国コンセプトは、2004年の建国時に提案。その後2006・01・27日日記にて部分修正、さらに若干の注記を加えました。■①山梨県第3の広域的観光地化を目指します。 「富士の国やまなし」の広域的観光地は「富士…

またそれぞれの団体が活性化のためのプログラムを提言されており、これらの互いの素材を組み合わせることによる相乗効果が期待されるところです。

他にない峡南地域のみがもつ大自然や歴史遺産をベース(活性化の舞台)に、そこに展開された人々の暮らしにある伝統(暮らし方・祭・食・技・ふれあい・おもてなし・など)が、これからの活性化の素材として浮上、この組み立て次第ですばらしい峡南に発展するという感触が掴めたかと言う段階まで発展いたしました。

地域活性化には、当然色々な切り口がありますが、そうした各分野の皆様が定期的に集まり議論し、体験する中で、様々な部分で活性化への道を感じ始めてきている段階にまで到達してきたと言えます。

現在、3年目を迎えていますが、山梨県では中部横断自動車道開通による影響で、富士川流域の特に峡南方面に(通過地帯)というデメリットになるのではないだろうか、という課題を設定し、事前に万端な準備をすべく検討が進められてきていますが、自治体はじめ地域のおける活性化の諸団体や個人が、一つになって議論を積み重ねてきています。

日本列島全体から来館者を迎えていますが、全体の40%が東京・神奈川、40%が静岡県から以西浜松〜名古屋、10%がその他の都道府県、10%が県内という姿です。

甲斐黄金村・湯之奥金山博物館は、国指定史跡「甲斐金山遺跡(黒川金山・中山金山遺跡)」のガイダンス館として活動していますが、開館以来有料入館者256,000人あまりをお迎えしております。各種イベントも多彩に行っていますが、これらの参加者はカウントしていませんから、もし加えるなら優に300.000人は超えています。

富士川流域王国の活動開始です。王国活動は(身延町立)の甲斐黄金村・湯之奥金山博物館の「館外活動」として、数年前に立ち上げました。富士川流域一帯の活性化があってこそ金山博物館はもとより地域が活性化するという考え方から、広域的な地域活性化を目指した民間運動です(非営利・非法人の「地域活性化」活動です)。

より具体化してきましたらこの日記で紹介いたします。なお、湯之奥金山博物館館だより最新号(2010・12・24日・第55号)に「8世紀・初期(砂金)産金地の展望」と題した小文を掲載しましたが、8〜16世紀の産金地解明プロジェクトです。ご期待乞うと言うところです。館だより希望者は金山博物館までご連絡下さい。電話0556−36−0015,FAXの場合は0556−36−0003(FAX専用です)。

富士川流域王国内(富士川水系)一帯の自然遺産・文化遺産、とりわけ文化遺産の質を高めるための研究活動ですが、そんなに凄い歴史があるなら一度訪ねてみたいというような歴史研究と活用のプロジェクトになります。

黄金の国ジパングと言われた時代の産金地解明のための研究プロジェクトの組み立てを開始いたしました。

富士川流域地域や金山博物館が活性化するには、やはり観光客の皆様が来ていただけないことには始まりません。本日4日までの集計では前年比を上回ったと言うことで先ずはホッです。

昨日と今日同じくらいの数字で沢山のお客さんを迎えることができました。明日4日の出勤も楽しみです。ちなみに5日水曜日は休館日となります。

本日も博物館応援団の皆様方、「自然金採集と来館」といういつもの定番コースで来館されました。またドイツ人奥さんと2人の娘さんをお連れになった日本人商社マンの方も来館されましたが、砂金体験に奥さんと1人の娘さんが夢中となり連続3回、こんな楽しいことはなかったと満面の笑みで、また来ますと帰って行きました。4〜5年前にドイツ日本大使館の皆様が約30名ほどで見えられ、砂金体験を夢中でしましたよ、という話を致しましたら、「無理もない面白い」という返事が返ってきました。

このつづきは今夜帰宅したら認めます。

本日3日も明るい話題が飛び込んできそうです。これから出勤ですが楽しみです。

また日頃、金山博物館運営で支援・協力をいただいている山岳会の磯野澄也さん(博物館応援団)、湯之奥3金山への古道解明につながる話題やら、王国の中における登山(トレッキング・コース)などの観光開発の話題やらで、こちらも夢が膨らむ話で、気分爽快です。

湯之奥金山博物館2日から開館いたしました。新年早々各地から(博物館応援団)の皆様方が来館、元気づけられました。今年の研究課題なども話し合いながら、産金史解明の夢が膨らみます。

本年も湯之奥金山博物館、そして富士川流域王国をよろしくお願いいたします。多くの皆様の来館、王国プランナーとしての地域活性化運動にもご参加下さい。

会費関係も全くありません。ただし参加は全てボランティアです。王国活動に参加された方は自動的に「王国プランナー」として活動に参加出来ます。湯之奥金山博物館(身延町・下部温泉駅より徒歩3分)の館外活動として王国活動はあります。国指定史跡「甲斐金山遺跡」(黒川金山・中山金山)のガイダンス館としての金山博物館を富士川水系(富士川流域王国)活性化の拠点に位置づけた活動です。

さて、富士川流域王国は「非営利・非法人の地域活性化の活動」組織として今年も元気にやっていきます。王国プランナーは誰でも地域に関心がある方なら自由に参加できます。また何時でも辞められます。出入り自由です。

過去(文化遺産)=現代を生きる人達の「舞台」を大事にしているところこそが、その舞台の上で数々の活性化の素材を重ね合わせていくことで、素晴らしい力強い地域ができあがっています。

遺跡の有り様から、現代を生きる人達に大きなメッセージが投げかけられているわけです。遺跡から学ぶものは沢山あります。その世界中でもっとも顕著なところから世界遺産に登録されています。しかし身近な小さな遺跡(文化遺産)からも多くのことが学べることは言うまでもありません。自分自身で課題をみつけ、その知的好奇心の答えを出してくれるのも遺跡(文化遺産)ですから・・・。

その素材のベースになるのはその舞台です。大きな大自然、その大自然に挑戦し融和し、戦ってきた祖先の人達の知恵、その人達が残してきた足跡である文化遺産、これなどが展開されてきたところこそが、これから生きる私達の地域であり活動の舞台です。

地域全体のレベルが向上しないと発進力が強くなりません。地域全体の活性化の為には、活性化へ向けた様々な素材の質を高めながら、総合的な組立てこそが大事です。色々な切り口があってこそ魅力ある地域になるでしょう。

2011(平成23)年の新春を迎えました。地域活性化のためにプランナーの皆様と共に新たな活動の開始です。新たな気持ちで新たな挑戦を始めましょう。