2010-06-01から1ヶ月間の記事一覧

本日(6月30日)平成22年度の中部横断道の活性化へ向けた峡南地域中部・南部ブロック会議が開催されました。ブロック会議は学識者として(谷口一夫・青木茂樹)、地域代表として(各種団体などの代表29名)、そして県(5名)、町(6名)で構成されています。一昨年から始まり昨年までの2年間は基本構想を中心に検討し、活性化構想ブロック推進会議の方針がまとまり、それに基づき本年度からは、活性化へ向けた具体的な戦略を検討し、年間プログラムに集約、それらの情報を積極的に発信していく方向が示されました。

でも片道9時間以上の列車の旅、4回の乗り換え時間も短く、加えて列車の遅れも手伝い、ホームを駆け巡るなど、久々に大奮闘の旅でした。先ずは石見銀山資料館の関係者の皆様に感謝申上げます。

石見銀山資料館の中村俊郎理事長(中村ブレイス(株)社長)の石見銀山の町並み保全などに尽されて参りました永年の蓄積の中に、石見銀山の世界遺産登録に至る並々ならぬ力があったことや、同館の仲野館長さんも「博物館は地域活性化の拠点」という、私と同様な考えでの活動を行っており、加えて京都国立博物館の村上隆先生(石見銀山博物館名誉館長)らとも、3日間の滞在中大変お世話になったばかりか、様々な金銀鉱山研究に関わる未来へ向けての課題や展望の話題で大変盛り上がって参りました。このことはこれからの活動の中で活かされていきます

私はいつも「博物館は地域活性化の拠点」という考え方を主軸に日常活動を行ってきておりますが、石見銀山では、また、数々の勉強もさせていただいて参りました。

世界遺産「石見銀山」にあります「石見銀山資料館」(旧代官所跡)が開館35周年を迎え記念式典が開催されました。その記念講演の講師を務めて参りました。演題は「16世紀・東国の初源期山金山遺跡の様相」と題して、17世紀に活発化した日本の金銀鉱山遺跡に先行した甲斐金山の事例を中心に湯之奥(中山・内山・茅小屋)金山の話をして参りました。熱心に聴講していただけたことに深く感謝申上げます。

石見銀山から帰って参りました

*石見銀山資料館が35周年を迎え記念式典と記念講演会が行われました。 文化賞などの表彰式も行われましたが、石見から発送しました資料がまだ手元に到着していませんので、後日、追記いたします。

いつものことですが、とは言っても最近のスケジュールの過密ぶりは大変です。ですがその全てを消化してきています。当然、毎月のカレンダーも行事でいっぱいです。私が信頼し尊敬しております医療機器・医薬品の国際的企業のNIPRO佐野實社長さんには、大変多忙の中を世界を又にかけ頑張っていられますが、私は100歳までは現役の社長さんでいてくださいと、佐野實社長には申し上げていますが、同時に私自身も頑張らねばと思う毎日です。

実は今日の日記ではスケジュールの一端を認めようと思いましたが、少々過労気味ですので、後日に送ります。

富士川流域王国の活動、その中で広域的地域に地域活動を行っている個人、企業、団体、NPO団体代表の皆様が、王国の「きらり輝き倶楽部」の主旨を理解していただけたことは、これからの山梨県の活性化に大きな力になるものと確信できました。先ずは御礼のご挨拶と致します。谷口一夫

特に今回は白倉北杜市市長さん、保坂甲斐市市長さん、県議の、安本美紀さん、甲斐市市議の名取国士さん、北杜市議の秋山俊和さん、南アルプス市議の志村裕子さんら公職にある方々の御出席をいただきました。笛吹市長の荻野正直さん、南アルプス市長の今沢忠文さん、からは公務と重なっており、やむなく欠席ということで、共に鄭重なる祝電を頂きました。また、前県議の小林なが子さんも出席されました。有り難うございました。

昨日、富士川流域王国きらり輝き倶楽部例会が笛吹市内(ミラベル)にて盛大に開催されました。110名余の地域活性化に関わる運動をされている多くの「輝いている」皆様の参加がいただけたことが何よりも嬉しかったです。

以上の考えは、これからの観光立県山梨の「経済成長戦略」に欠かすことは出来ないでしょう。

「富士山、富士五湖、樹海、八ヶ岳、清里高原、南アルプス連峰、急流富士川、甲府盆地」などは、全国に知られる自然遺産です。

八ヶ岳観光圏ー(富士川水系・甲府盆地観光圏)ー富士山・富士五湖観光圏の3つの観光圏が認定され、その連携による活性化への舞台づくりが、必要だという考えです。

先に、富士山・富士五湖の観光圏認定に続き、八ヶ岳観光圏が国土交通省の認定を受けました。そこで、もう一歩です。めざせ!・ 富士川水系・甲府盆地/観光圏の樹立です。関係する市町は、南部町・身延町・早川町・富士川町・市川三郷町・中央市・甲府市、笛吹市・山梨市・甲州市・南アルプス市・甲斐市・韮崎市と広範囲です。

山梨県には自然と共生した人の歴史を垣間見ることができる歴史舞台が県下各地に残されています。例えば曽根丘陵だったりです。さらに日本列島の中における山梨県の歴史的位置づけも、かなり見えてきています。京都や奈良なども歴史遺産に色々な付加価値をつけ観光や地域活性化に力強く活用していますが、旧石器時代から近現代までの豊かな歴史を広域的にもつ山梨も、共通した認識で取り組めば、もっと価値ある山梨になると感じます。

*必要なのは「富士川水系・甲府盆地観光圏」

新聞紙上をみますと、県下各地において、色々なジャンルで素晴らしい取組みの姿が見え「やってるな!」という印象を強くもちますが、大きなテーマ、舞台の上で、互いに「山梨県全体の価値を高めていく」という、共通したコンセプトが欲しいなとつくづく感じています。個々は素晴らしいんですが、底辺につながるものがあって、その努力が累積されていく形がとれれば、さらに、それらの活動の意義が高まると感じたりしています。簡単に言えば良いものがあるのに、部分的に消化してしまっていて、山梨県活性化の大きな起爆剤に繋がっていないのでは、と

これまでにも「山梨県の全ての自然遺産・文化(歴史・民俗)遺産を、さらには現在の農商工業の歴史や現段階の最前線とつなげた総体を博物館として捉えた=全県博物館構想の上にたって、その情報中核館が「県立博物館の役割とした(ハブ博物館)構想」を提案、その中で県下全域が活性化するプログラムが組めるという考えを数年前に披瀝しましたが、あらゆる分野を包括した活性化へ向けた取組みの大事さを改めて再認識しています。

活性化へ向けた舞台づくりが必要かも・・

(若干修正を加えました)*p1*活性化へ向けた舞台づくりの必要性。