2015-05-01から1ヶ月間の記事一覧

来年度六郷IC(有料区間)まで、次々年度(六郷〜南部IC区間・無料区間)が開通予定です。さらに南部〜新清水へ合流する区間の開通もそんな先ではありません。車で高速道を走ると分かりますが、目的地に一直線ですね。富士川流域の観光拠点を目的になってもらう為の努力は惜しみなくすべきだと思います。

改めて2004・09・14日の日記を見直していただけますか、実はこのとき考えていた資源の活用の仕組み、広域的には何も進んではいません。私たちは広域的といっても、行政の枠組みの中では、なかなか乗り切れないものがあるようで、単町レベルにとどまっていることが現実です。これだけの資源や活性化への素材ががありながらです。組み合わせることで「一人十色」の魅力にも対応ができるのです。

いわば広場(サークル)、「辻」的な発想で三々五々集いては互いに啓発されながら、地域活動を進めていくという、「組織」を作って満足するのではなく、フリーで必要な時、必要なことを語り合える場、そしてそれを提言する、それが富士川流域王国活動で、その考えは変わることなく11年間進めてきました。

当然、会費なども一切徴収しない方向で(基本は自己負担になりますが)地域に愛着を感じ夢を追い求めながら、結果として地域総体の活性化につながる活動を標榜し、これに賛同し理解できる方々の活動の広場ということになります。

王国活動は、それらのありあまる資源をどう活用すべきか、当初から地域活性化に燃える方ならだれでも分かることを、またそれを日頃感じている方々が、自論を語りあえる場として、誰でもが自由に参加できるように組み立てる意図でスタートしたものです。会長がいるわけでなく全員が「王国プランナー」としての活動です。

改めて「富士川流域王国日記」を見直しますと、すごい資源があることが分かります。王国活動を始めてもう11年にもなってしまいましたが、王国活動を揺り動かしてきたものは、2004・09・14日の日記を開いてもらえれば分かりますように、これだけの自然遺産・文化遺産が富士川流域にはあるからでした。

そうこうしている中で中部横断道南部区間が来年度以降順次区間開通が始ります。いよいよ来るべき時が来てしまった感じです。町村レベルの段階では温度差が有り、「我が町」感が強く滲み出ていますが、危機感もまばらな感です。一つに結束して取り組める部分は、「活性化素材」を連携させ有機的な「教育旅行」の聖地としての広域的な町づくりを早期にすべき時が来ています。これ、そんなに難しい話ではないと思っています。やる気さえあれば。現実は既に待ったなしの時を迎えてしまったということです。

現実的にはあらゆるものが全て有機的に結び合う事が大事です。また、地域間も有機的に連動し「我が町意識」からの脱皮、総体の中で「我が町」が果たせる役割と組立てが求められると思います、実際には、各町いつもバラバラ感がありますので、その辺を超越しないと「我が町」の活性化も果たせないのではとおもっています。気合いを入れてがんばりませんか。

ということで山梨県や市町村はあらゆる場面で緊急的に活性化策を具現化しなければなりませんから、県民の個々がその地域活性化の意識を高く持ち、自らが漠然と流されるでなく主張し自らができることを実行すべき時だと思っています。

かって、私は「金丸信先生」に、山梨は陸の孤島になるので、甲府〜(新宿高層ビル屋上、羽田空港。成田空港、名古屋、大阪の空港など)まで、24人乗りのヘリコプターの定期便を飛ばして貰えませんか、すれば山梨県は劇的に変化するはずですからとお話ししたことがあります。先生は(谷ぐっちゃん)そんなこと「良いに決まっている」、だけどな道路を造って土建会社に元気を出して貰う方が先決だぞ、と言われました。突拍子も無いような話ですが、距離レス・時間レスが計れるし、陸の孤島も解決できる訳ですから。一人くらい国会議員の中にこれが語

リニアについては、東京〜中京圏への最短時間での移動がメリットですから、甲府駅での乗降客は少ないでしょう。よほど魅力がある「高度技術集積都市」に変貌できれば可能性があると思われますが、それには早く企業への呼びかけも必要でしょう。それには1,人材が得られない、2,陸の孤島になる、実はもう一つ、3,行政の応援がない。と言われていますが、この3点を考慮した対策が解決への方向を見いだす事に繋がるでしょう。

また山梨県では人材が得られ難いという事が良く言われます。全国で4県ですか「高等技術専門学校」がない県は、ならば早期に開校し企業で即戦力になる人材養成をしたら良いと思いますが、腰が重いようですね。

山梨県から企業が逃げる、また入ってこない、この要因に「山梨県は直ぐ陸の孤島になる」という事が言われています。これらは前項の交通機関や道路事情の改善で解決できるでしょう。

思うにJR中央線、甲府までは直線しして、かつ複々線化が必要ですね。勝沼から塩山駅の方へ大きく迂回しますが、その地域へは頻繁に電車を走らせればよいわけで、全体が直線・複々線化が必要だと思います。首都圏(特に新宿)などへの時間短縮は確実に図れる筈です。中央自動車道も少なくとも甲府盆地までは複々線化が必要でしょう。甲府圏を都心への通勤圏、結果としてベッドタウンにしたいわけです。人口を増やすにはこれしかないでしょう。風光明媚な自然豊かな山梨県、東洋のスイスという思いを強く持っています。ワインもあり新鮮な野菜もあり

それらが実行されていたなら、今日見られるような低迷はしていないと思うんですが。残念ながら結果からみると山梨県何か一歩も二歩も全国平均より遅れをとっている感じですね。そして最下位だったりするんですね。首都東京の隣県にありながら・・・といつも思っています。その要因は何ですか?。甲府駅までは東京(新宿)の通勤圏にする努力が必要ですね、県選出の国会議員さんも多いわけですから頑張ってほしいです。

山梨県の場合、もっと総合的な山梨県が目指すきめ細かい実現可能な「ビジョン」が欲しいですね。勿論、国や県などに総合的なものが作られていることは承知していますが、ビジョンだけは立派でも、その先の成果(果実)が得られなければ無いと同じです。