2013-06-01から1ヶ月間の記事一覧

富士山を真横から見られる標高1964メートルの毛無山の山頂こそ、まさに世界文化遺産「富士山」の展望台に相応しいところだと思います。湯之奥金山遺跡のガイダンス館は、下部温泉郷(JR身延線・下部温泉駅から徒歩3分)のところにありますから、先ずは予備知識を、金山博物館で、毛無山と国史跡中山金山遺跡などの学習をしてからだと、より効果的な学習が出来ますし、感動が味わえると思います。

具体的なプランは、これから示していかなければなりませんが、「富士山学」はもとより、富士山の外輪山的地形を構成している中に、富士山に対峙した毛無山があり、そこからの富士山のロケーションは、正に天下一品、その近くに位置する湯之奥3金山遺跡(うち中山金山は国指定史跡である日本における初源的山金山遺跡)があり、教育(学習)プログラムの構成には事欠かない素材がたくさんあるかと思います。

これからは国内はもとより、外国からも多くの観光客が富士山・富士山麓中心に集まると思われますし、その銅線の中で県内各地の観光客増加の波が押し寄せると思います。

山梨県・静岡県が推進していました富士山の「世界文化遺産の登録」が実現しました。富士山は日本のみならず、日本を越えた価値が認められると評価した「イコモス」の勧告に、世界遺産登録委員会の決定は、ほぼ間違いないだろうという中にありましたが、正式に登録が決定しますと、ほっとしますし、同時にこれからがいよいよ環境保全などの意識の向上と実行が求められる、といった緊張感が走った登録実現でした。

金山博物館の夏プログラムが発表になっています。「甲斐黄金村・湯之奥金山博物館」で検索して同館のHPを開いて夏の旅行・体験計画を早めに立てることをお勧めします。

富士川流域(山梨県峡南地区)は教育旅行のメッカです。いよいよ夏に突入して、これからが大自然の中における自然体験・体感、さらには個人研究課題に取り組む最善の季節になります。

思いきって、本栖湖から国道300を下ってみることをお勧め致します。富士川流域王国はパスポートなしで入国できます。

本栖湖から車で降りて来ますと、下部温泉を通過しますと、国道52号へ出ます。そのまま県道37を直進しますと、山梨県の秘境とも言われる早川町へ出ます、日本で一番人口の少ない町ですが、大自然は巨大ですよ。自然の中での体験プログラムも豊かな点が魅力でもありますよ。

下部温泉駅から上りに乗れば「身延駅」〜「富士駅」〜「静岡駅}、下りに乗れば「甲府駅」、ローカル線の楽しみ方も様々です。

ここは、静岡駅(富士駅)と甲府駅間を走る「JR身延線」の下部温泉駅でもあり、さらに下部温泉〜富士山駅(かつての富士吉田駅)間には、富士急バスまで走っていますから、随分楽しめます。

この本栖湖撮影ポイントに近い中之倉トンネルから、国道300(身延いろは坂=新緑と紅葉の時期は特に期待できます)を約30分下るとそこには、富士川流域王国の玄関口でもあります「下部温泉郷」と「湯之奥金山博物館」(なんと砂金掘りが楽しめたり、鉱石から金を採った初源期の金山遺跡の勉強が出来ちゃいますよ)があります。教育プログラムは満載です。「湯之奥金山博物館」でHPを検索してみて下さい。新しい穴場発見!です。

この夏、山梨県・静岡県は大いに盛り上がるでしょう。とりわけ世界文化遺産の構成遺産でもある富士五湖の最西端に位置する「本栖湖」、千円札裏側に見られる写真が本栖湖から霊峰富士山を望んだ景観ですが、兎に角素晴らしい景観であると同時に、撮影ポイントでもありますよ。ここではカヤック体験もできますから、富士山が見える景観ポイントまで漕ぎ出すと気分も爽快になりますね。カヤックど素人の私も体験しましたが、最初の2〜3分でなれてしまうと、段々冒険心が湧いてきて時の経つのも忘れるくらいになります。

富士山の世界遺産も間近に迫りましたね!

*富士山の世界文化遺産登録が間近に迫って参りました。