2011-10-02から1日間の記事一覧

また下部温泉郷から上流8?離れた、湯之奥〜猪之頭線(林道)が土石流で被害に遭っている様子です。湯之奥集落に近い入の沢には茅小屋金山と内山金山遺跡がありますが、その状況が大変不安です。更に国指定史跡となっている、金山沢上流にある中山金山の様子が、林道が崩落や落石していることから、確認出来ない状況で現地の状態がどうなのか大変不安です。

ですが(軽微な所含め)被害を免れたホテル・旅館もあり、営業は続けられていますから、王国内の柱となっています下部温泉郷へのご利用で、観光地復興の応援をお願いいたします。

その被害のあった22日(木)も千葉県から大変な思いをして来ましたという来館者(親子3人)があり、休館することなく開館(砂金体験室)しましたが、温泉街の被害は全面復旧までには少し時間がかかりそうです。

富士川流域王国内の観光地では、下部温泉郷(しもべおんせんきょう)の被害が下部川の増水・氾濫で甚大でした。同温泉郷入口、JR身延線・下部温泉駅から徒歩3分の位置にある湯之奥金山博物館は、下部川の増水には巻き込まれませんでしたが、館の裏山からの沢が氾濫、中規模な土石流で駐車場から館内にまで影響が及びました。また館の一部屋上からの廃水がままならず、館内へと流れ込み、この方の被害も出ています。

とりわけJR身延線が路線の盛り土崩壊などで、身延〜西富士宮間が全面運休、甲府〜身延間は、数カ所被害があったが、この区間は早期に回復、現在は通勤者や、観光客の足を取り戻していますが、急行富士川は全面運行が止まっていますので、やはり後遺症は大きく残っています。

台風15号は、日本列島を縦断各地に大きな被害をもたらしました。本県においても9月21日〜22日に降り注いだ暴風雨は、富士川流域一帯に凄い被害をもたらしました。