2011-10-03 武田家はこの遺産(制度)を残し、天正10年に滅亡しますが、それから14年後くらい未だ江戸幕府が開かれる以前の慶長元年前後に、我が国最初の4進法による甲州金貨幣制度が始まります。「両、分、朱、糸目」です。つまり「4糸目が1朱、4朱が1分、4分が1両」です。この1両金貨の量目がなんと信玄公の「碁石金」と同じ(4匁)約15グラムなのです。