2009-12-14から1日間の記事一覧

山梨県の考古(歴史)研究がすすむと、山梨県の活性化(観光)プログラムを、より深いものに作り上げることが可能です。特に「富士川流域王国」(富士川とその上流域)には、沿岸部に遺跡が集中しております。これらの歴史を色々な学習資源、観光資源に活用することが、山梨県や富士川流域市町村の目玉につながります。いま直ぐにでも活用できる状況です。 いま、観光客はその地域に触れ、歴史文化に触れ、地域の食に触れ、地域に住む住人に触れる旅を指向しています。私たちはこの地域の歴史文化を有効な活性化の素材にするために「富士川流域王国

この延長線上で私の「山梨県県政功績者賞」を先般知事から頂くことになりました。30周年記念イベントの中で、突然花束を頂き、受賞を祝っていただきましたが、山梨県考古学協会が受賞したものと受け止めております。考古学関係者の皆様、山梨県考古学協会の会員の皆様に御礼申し上げます。

カット写真は、頂いた花束です。ありがとう御座います。

山梨県考古学協会(山考協)が30周年を迎え、12月13日にベルクラシックに於いて、記念イベントが開催されました。昭和54年10月21日に結成されてから数え丁度今年10月21日をもって30年という記念の年になりました。

昭和31年4月、私は大学で考古学専攻の道を選びましたが、当時の山梨県における考古学研究のレベルは、大変低いものでした。大学の教授や先輩からも、君らが頑張らなければ駄目なんだ、と激をとばされての大学時代でしたが、38年に帰郷、その翌日からア…