2014-09-06 自然に川に流された「砂金」、河岸段丘に残された「芝金」採掘に代わる、もっと積極的に山中にある鉱石、その当初は風化した鉱石を露天掘りして採掘し、その鉱石を道具(磨り臼、回転臼など)を使って粉成(こなす)したこと。それを比重選鉱し金を採集した、その技術こそが100年後の佐渡金山などで、さらに大きく飛躍したという歴史的位置づけが甲斐金山の歴史的位置づけとして評価されるわけです。