2014-09-06 1500年代後半(16世紀後半)に甲斐金山は鉱石から産金する山金山として開発されました。有名な金山はここ身延町湯之奥金山(国史跡の中山・茅小屋・内山金山)や、甲州市の黒川金山などですが、日本では650年(7世紀中葉)に陸奥国(涌谷・黄金山)、下野国(八溝山)、駿河国(多胡浦濱)から、砂金による産金活動が始まり、甲斐国で山金(鉱石からの産金)が始まるまでに、すでに12世紀の東大寺金色堂でも知られる「黄金の国ジパング」は形成されています。では、甲斐金山がなぜ注目されるかについては、日本の近代鉱業の先駆けとなる