富士川流域王国の活動について(王国代表・谷口一夫)

 王国は富士川本流、それに上流域であります釜無川笛吹川、早川、大柳川など多くの支流域(富士川水系と考えてください)の広域的なエリアでの活性化を標榜し活動を行っています。
 山梨県の二大観光地、冨士山麓富士五湖八ヶ岳山麓清里などに続く、富士川水系の一帯を山梨県における三つ目の広域的な観光地化運動です。それによって、富士川流域の広域的な活性化を目指しています。
 この運動は、(身延町立)湯之奥金山博物館の館外活動として立ち上げていますが、民間活動です。
 また王国組織は、NPO法人の活動でもありません。特定法人化を致しますと、会の運営や組織存続に勢力を費やしますので、無駄を省いています。そして、法人化は一般の活動家の参加がしにくくなりますので(あるいは参加したい人が活動しにくくなりますので)全くフリーです。王国運動に関心があれば誰でもが、同じ立場で「王国プランナー」になれます。
 富士川流域における活性化の活動に関心がある法人、個人が自由に出入りできる組織にしてあります。
 従って公務員の方々も、個人の資格でどんどん参加していただければと考えています。
 運動は、光の当たる観光面はもとより、限界集落化が急速に進む底辺からの活力をどうしたら図れるか、具体的には高齢者の方も「年金+なにがしかの収入」につながる活動の普及に力を入れております。
 例えば「手かんな一本で出来る野菜作り」、「ある特定の野菜作り」によって、先ずは自給に使い、余剰生産物を集約して、静岡方面の市場に出す。既にその実践が始っています。徳島県の「葉っぱ産業」になるような活動を通じ、地域の隅々まで、活性化したい考えです。
 そのような底辺からの運動を基盤に、表面では、富士川の自然・文化遺産を組み合わせた観光振興を行っています。特に第三種旅行業の開設を視野に、自立した王国づくりに力を注いでいます。(旅行業務管理者試験に挑戦中含め)現在ingですが、中部横断自動車道開通前までには、その成果を出したい。それが目標です。
 また、山梨県は大消費地京浜に隣接した地域であります。このメリットを活かすには、あらゆる産物の生産基地化です。徹底した農畜産物、ワインや天然水の生産基地化に本腰を入れ、高速道路をフル活用した供給基地化こそが、山梨県の生きる道です。中途半端はいけません。徹底した安全で安い食品供給基地化こそが、山梨県に活力を付ける源です。19年間連続して地価が下落しているなんて、皆さん理解できますか?。頑張ろうではありませんか。