この「プロジェクト」計画で、佐野社長に教えて貰っていることが沢山あります。

 先ずは、「井の中の蛙、大海を知らず」のことわざの通り、世界を考えない、世界の事情を全く視野に入れない、世界の情勢に全く無知のまま「富士川流域王国」活動を考えてきましたが、いや、考えてきたのは「富士山静岡空港」が、開港したら富士川流域が国内・国外からの山梨県の玄関口になる、だろうくらいの位置づけで考えてきましたが、もっと大きなものを私たちは忘れてはいなかったのかな、それに気づかせて貰ったのでは、ないかと考えています。
 いま、国内のあらゆる産業経済・観光・農業などが、世界と戦っているわけですが、一般的には、その意識が低いまま、国内事情だけで、大海を知らぬまま、日常活動を行っている。しかし、気がついてみれば、海外の方がずっと日本を上回っていて、もはや手遅れになっている部分が決して少なくないという事実があるということです。