④環境変化への対応は急を要します。

 近い将来、確実に中部横断自動車道が開通します。東名も第2東名が開通しますし、交通の便は飛躍的に良くなるでしょう。しかし、バイパスができて、それまで栄えていた商店街が消滅したという事例は全国にも身近にも数多くあります。私たちは中部横断道が、富士川流域(国道52)を通過してしまうのではないかという危惧を強くもっております。国道52の沿線に魅力がなければ確実に通過地帯になってしまうでしょう。
 かって富士川舟運が身延線の開通で消滅した事実があります。歴史は繰り返されることをもっと意識すべきです。

 また、平成21年には、国際空港「静岡空港」が開港予定です。富士川流域にとって一番近い国際空港です。そこからの視点で「富士川流域」を検討することが大事です。