2010-05-21から1日間の記事一覧

実際には、山の整備は大変な専門性が要求されますが、専門知識を持った方々が減少していたりして、間伐材の活用においても、山の中から間伐材を下へ下ろしてくること一つとっても、簡単なものではないという実感が湧きました。

しかし、これからは富士川流域一帯の活性化へ直結する事業として、研究を続けながら、結果を出していく道を模索したいという方向が見えて参りました。*富士川流域王国「きらり輝き倶楽部」例会 *6月10日(木)夜6時受付開始、6時半開宴で石和町東高橋(…

富士川流域王国では、かつて間伐材を使った「組み立て式ログハウス・キット」の商品化が出来ないか、それを使いながら、整備された森の中で、週末住民・縄文時代の空間を意識した「村」を構築し、自然体験をしながら、週末の癒しの時間帯を提供できないか。一方では、間伐材を使ったログハウス・キットによる収入源に繋がれば、地域住民の皆様にも還元されるものが出てくるはず。という構想などと重ねながらの話題で、盛り上がりました。

兼ねて、南部森林組合理事(この3月まで理事長)を務められていた杉山好史さんは、熊など獣が里に下りてくるのは熊のせいではなく、人間の責任なんだ。という持論を展開、峡南の山々も人の手が入らないばかりに荒れ放題、食べる餌もない。これでは熊・猿・鹿などの動物が里へおりてきて当然。間伐して、人の手で山を整備し、獣が食べる実がなる樹木を植えることで、やがては獣との棲み分けが可能になる。

というお話しを数年前から聴いておりましたので、昨日は日本熊森協会山梨県支部長の岡晴美さん。岡さんを紹介してくださいました山本義人さん(王国プランナー・同熊森協会山梨県支部事務局長)が博物館を訪ねてくれるということになりましたので、杉山さん…

熊(獣)との共生(棲み分け)を考える

*熊(獣)との共生(棲み分け)を考える