昨日の読売新聞(山梨)週末寸言は「3世紀の歴史ロマン」と題し書きました(写真)が、これには私自身大興奮する理由がありました。先ずはニュースでは、3世紀の遺跡である奈良県桜井市・まき向遺跡、これは卑弥呼の宮殿かもといわれる大型建造物を予測させる遺構の発見や、中国からは魏国を興した曹操の墓発見のニュース、さらに、再び桜井市からは、桜井茶臼山古墳から3世紀の大量の鏡の破片が発見され、復元したら13種類81面に及ぶことが明らかとなったという3世紀の歴史ロマンが伝わって来たからでした。私自身は1991年から、帝京大

ktaniguchi2010-01-17

 私達が卑弥呼が魏国から下賜された100面の鏡は、内行花紋鏡、画紋帯半円方格神獣鏡、方格規矩鏡(表面にTLVというアルファベットに似た文様が見られる鏡)の3面に可能性があると判断し、絞り込み、文様の相似度(同じ鋳型なら100%の相似度)の高い鏡を副葬する日(列島)中(大陸)韓(半島)に残された古墳から被葬者を割り出し、邪馬台国卑弥呼に接近したいと、この研究をライフワークとして取り組んでいますので、これからの研究が大変楽しくなりそうです。