中部横断道に対する流域王国地域の過疎化に危機感があります。

 9.冨士川流域王国のプロジェクト開始の根底には、中部横断道開通後の対策の一つとして、国道52号線をどのように魅力づけるかにあります。これは急を要する問題です。
10,現実に中部横断道が出ますと、交通は飛躍的に便利になります。しかも東海道から甲府まで30分で可能になります。そうなると問題点は冨士川流域が通過地帯になってしまう可能性があることです。その対策を検討する必要があります。 
11、王国プランナーで、流通業界にたずさわる小池氏の報告では、交通の便か良く、土地が安い静岡県興津から山梨県南部にかけ、いま流通業者がストックヤード(物流倉庫)地帯として考えており、すでに倉庫群がかなりの数にのぼっている状況に有ると云うことです。これが、どんどん北上していく可能性が大きいという実態にあります。
12,南部町(富沢)でガソリンスタンド・不動産業に従事する王国プランナーの斉藤氏によると国道52号線は、圧倒的に山梨から静岡へ出て行く車両が多いという指摘です。中部横断道ストロー現象が起き、山梨の客が静岡方面へ持って行かれる可能性の方が大きいのでは。という考えを持っています。
13,まだまだ色々なお話しが聞けましたが、こうした危機感も王国活動のエネルギーになっています。