第2回「王国」準備会で出された開催要項(案)です。

(9月23日に一部修正を加えています)

目的 日本の3大急流の一つとして知られる「冨士川」は、悠久な歴史の流れの中で、人との関わりも深く多くの歴史を残してきました。特に冨士川の上流・釜無川右岸、同じく冨士川の上流・笛吹川の左岸は、山梨県における原始・古代からの遺跡が集中する重要な地域で知られます。
冨士川流域という自然と、冨士川流域がもたらした人々の暮らしが、今日、この地に生きる者に、多くの知恵を与えてくれています。その「生き方」は、さらに歴史を検証することで、赤裸々な姿が、いま蘇ってくると思います。  
このほど、この「冨士川流域」を、富士山麓八ヶ岳山麓に次ぐ、山梨県の第3の広域的な観光地として、新たなる認識をもって、地域活性化を図る「冨士川流域王国」建国構想(夢空間)が始まりましたが、その「王国」を「ソフト」面で支える「冨士川流域dream学会」をスタートしたことを機に、ここに第1回「冨士川dream学会」主催の「冨士川流域王国シンポジューム」を開催することとなりました。
この「シンポジューム」は、観光王国「冨士川流域王国」に相応しい質の高い観光プログラム、学習プログラムを提供することを目的とします。

日 時 2005年(平成17)1〜3月の日曜日(講師の都合で月日を決めます)
会 場 下部温泉郷・下部ホテル・コンベンションホール又は下部温泉会館か湯之奥金山博物館 
(参加費 無料(ただしシンポジューム資料代・実費程度)
(案)
日 程 午前  9:30〜 受付
       10:00〜 開会行事
       10:30〜 冨士川の評価と管理(仮題)
       11:15〜 冨士川の治水システム(仮題)(国総研・研究官に依頼する)
       12:00〜 昼食
       13:00〜 冨士川流域の自然遺産・地形形成の特質
       13:30〜 冨士川流域の動植物の生態系
       14:00〜 冨士川流域の文化・歴史遺産(講師は流域市町村文化財主事)
               同  個別検証(金山開発・治水技術・石工・大工・硯・和紙・印判)
       15:30〜 討論(冨士川流域王国の広域的観光地化を考える)
       17:00〜 閉会行事
       18:00〜 懇親会(会費制)を予定しています。

備 考 上記(案)をもとに、詳細をつめて参ります。 次回会議は10月30日(土)です。