2012-03-02から1日間の記事一覧

そんな中でも、地域活性化は間断なく進めなければ、地域において自らが成長する道、生きる道を閉ざすことになります。何れにせよ前を向いて一歩一歩前進するしかないのです。

とは云っても国を支えてきた大手事業所にあっては、国際的な環境変化の中を生き抜くために、どれだけ困難と対峙しているか、想像以上の壁に直面しています。国内やそれに関わる県内産業経済界においても、そんな傾向の中にいます。一定の力をもった企業は海外へ急速にシフトを変えていますが、そこで働く従業員は、いつ海外への転勤命令が出るかの不安を抱えています。それだけ世界経済は同時進行で回っていることになります。この輪の中にいなければ、いつ振り落とされるかのせめぎ合いでしょう。

また、我々を取り巻く身近な環境も刻々と変化しています。じっとしていれば良いという訳にはいきません。いわゆる「生活戦国時代」の様相を見せています。個々においても社会生活においてもです。商業地図も大手の進出で、地元の商店街はいずこも無惨な状態です。こうした商店街も、地域活性化では共に考えて行かねばなりません。でも、最近では既に商店主には諦めムードが強くあり、地域活性化もかけ声ばかりです。

国際的にも、ECはギリシャ問題が一定の決着を見たようですが、基本が解決した訳でありませんから、まだ問題を残していますが、この事例を含め地球規模で多くの課題を抱えたまま、遅々として進まない現状をみると、このままどうなるのか心配の種は尽きません。もはや一国の問題でないグローバルな問題を各国や企業が抱えているという事でしょう。

昨年3月11日の大震災と原発事故、被害者の皆様や関係者の皆様に改めてお見舞い申上げます。それから早くも1年を迎える時期になってしまいましたが、まだまだ思うような復旧復興ができていません。特に原発事故の処理は深刻です。東京電力何か人ごとのようで気にかかります。