2010-06-06から1日間の記事一覧

以上の考えは、これからの観光立県山梨の「経済成長戦略」に欠かすことは出来ないでしょう。

「富士山、富士五湖、樹海、八ヶ岳、清里高原、南アルプス連峰、急流富士川、甲府盆地」などは、全国に知られる自然遺産です。

八ヶ岳観光圏ー(富士川水系・甲府盆地観光圏)ー富士山・富士五湖観光圏の3つの観光圏が認定され、その連携による活性化への舞台づくりが、必要だという考えです。

先に、富士山・富士五湖の観光圏認定に続き、八ヶ岳観光圏が国土交通省の認定を受けました。そこで、もう一歩です。めざせ!・ 富士川水系・甲府盆地/観光圏の樹立です。関係する市町は、南部町・身延町・早川町・富士川町・市川三郷町・中央市・甲府市、笛吹市・山梨市・甲州市・南アルプス市・甲斐市・韮崎市と広範囲です。

山梨県には自然と共生した人の歴史を垣間見ることができる歴史舞台が県下各地に残されています。例えば曽根丘陵だったりです。さらに日本列島の中における山梨県の歴史的位置づけも、かなり見えてきています。京都や奈良なども歴史遺産に色々な付加価値をつけ観光や地域活性化に力強く活用していますが、旧石器時代から近現代までの豊かな歴史を広域的にもつ山梨も、共通した認識で取り組めば、もっと価値ある山梨になると感じます。

*必要なのは「富士川水系・甲府盆地観光圏」

新聞紙上をみますと、県下各地において、色々なジャンルで素晴らしい取組みの姿が見え「やってるな!」という印象を強くもちますが、大きなテーマ、舞台の上で、互いに「山梨県全体の価値を高めていく」という、共通したコンセプトが欲しいなとつくづく感じています。個々は素晴らしいんですが、底辺につながるものがあって、その努力が累積されていく形がとれれば、さらに、それらの活動の意義が高まると感じたりしています。簡単に言えば良いものがあるのに、部分的に消化してしまっていて、山梨県活性化の大きな起爆剤に繋がっていないのでは、と

これまでにも「山梨県の全ての自然遺産・文化(歴史・民俗)遺産を、さらには現在の農商工業の歴史や現段階の最前線とつなげた総体を博物館として捉えた=全県博物館構想の上にたって、その情報中核館が「県立博物館の役割とした(ハブ博物館)構想」を提案、その中で県下全域が活性化するプログラムが組めるという考えを数年前に披瀝しましたが、あらゆる分野を包括した活性化へ向けた取組みの大事さを改めて再認識しています。

活性化へ向けた舞台づくりが必要かも・・

(若干修正を加えました)*p1*活性化へ向けた舞台づくりの必要性。