2010-06-28から1日間の記事一覧

でも片道9時間以上の列車の旅、4回の乗り換え時間も短く、加えて列車の遅れも手伝い、ホームを駆け巡るなど、久々に大奮闘の旅でした。先ずは石見銀山資料館の関係者の皆様に感謝申上げます。

石見銀山資料館の中村俊郎理事長(中村ブレイス(株)社長)の石見銀山の町並み保全などに尽されて参りました永年の蓄積の中に、石見銀山の世界遺産登録に至る並々ならぬ力があったことや、同館の仲野館長さんも「博物館は地域活性化の拠点」という、私と同様な考えでの活動を行っており、加えて京都国立博物館の村上隆先生(石見銀山博物館名誉館長)らとも、3日間の滞在中大変お世話になったばかりか、様々な金銀鉱山研究に関わる未来へ向けての課題や展望の話題で大変盛り上がって参りました。このことはこれからの活動の中で活かされていきます

私はいつも「博物館は地域活性化の拠点」という考え方を主軸に日常活動を行ってきておりますが、石見銀山では、また、数々の勉強もさせていただいて参りました。

世界遺産「石見銀山」にあります「石見銀山資料館」(旧代官所跡)が開館35周年を迎え記念式典が開催されました。その記念講演の講師を務めて参りました。演題は「16世紀・東国の初源期山金山遺跡の様相」と題して、17世紀に活発化した日本の金銀鉱山遺跡に先行した甲斐金山の事例を中心に湯之奥(中山・内山・茅小屋)金山の話をして参りました。熱心に聴講していただけたことに深く感謝申上げます。

石見銀山から帰って参りました

*石見銀山資料館が35周年を迎え記念式典と記念講演会が行われました。 文化賞などの表彰式も行われましたが、石見から発送しました資料がまだ手元に到着していませんので、後日、追記いたします。