人の生活の場は、440万年、土の上だった。

 物質にだけ頼る現代人にとっては、縄文人に学ぶものが沢山あるのではないかな、とも思ったりします。考えてみれば人類の生活の殆んどは、土の上の生活で、今のような暖冷房つきの箱の中での生活ではありませんでした。
 森の中のキャンプでテント生活を体験すると、何とも言えない清々しさ感じたりしますが、自然との共生が本来的には、人間の姿かもしれませんね。
 ボーイスカウトには、指導者のトレーニング・キャンプというものがあって、ウッドバッチ実修所や研修所、さらにはトレーナー・コースなどがあり、進歩に応じ4日〜7日間くらいの単位での訓練コースへの入所が許可され、那須高原などで実施されますが、その殆どのコースへの入所経験があります。感想は何回体験しても清々しさが残り、また参加したい気持ちに駆り立てられます。
 その間は社会から遮断されての訓練ですが、そんな中に人間としての生きる基本が誰にもDNAとして残って居るんじゃあないかと感じたりします。