③「週末住人」構想推進について

 「構想から実施」の段階に入りました。その為に必要な手続きとして、候補地7〜8ヵ所の現地の下見を終えたところから、特に可能性が高い「笛吹市境川地区」の山林の実地見学を4月早々にすることになりました。
 合わせて、住人受け入れの為の「ルール」づくりを「専門家プランナー」の力を借り作成することにしました。
 プランナー畦高さんの、コミュニティビジネス展示会(アイメッセや相模原)における来場者の反響から、ログハウス・スクール(2泊3日)へ入所していただき、組み立て式ログハウスの実習や「週末住人」としての「ルール」の学習を前提にする方向が良いのではないか、という方向で検討が進められました。
 「週末住人」から「定住者」へがこのプログラムの狙いですが、「週末住人」だけでも、経済効果はかなり発生します。
 ログハウス・スクールも回を重ね、町田デザイン専門学校の生徒の参加もあり、ログハウスのデザインにも遊び心や、夢が盛りまれることも想定されますが、組み立て式ログハウスのカタログ(価格提示)などが、具体的に提示されることも、そう遠くなくなりました。
 「週末住人」も、緑いっぱいの森の中に円形の中央広場を設け、それを囲むようにミニログハウスを組み立て、自分の基地(遊び心いっぱいの、癒しの場)になるような「場づくり」が期待できます。
林を森に変えながらのミニ・ログハウスづくり(組み立て)や、チェンソーアートなどで刻まれた木材のチップなども敷き詰めた広場を活用することや、敷地内(20,000平米)に散策道や野鳥などの観察場を創ったり、などなどから「健康増進形の森林セラピーの実験の場にも、変身できそうです。
 とりあえずは、何もない森の中で、キャンプ生活に近いものから始まりますが、「畑づくり」などの週末農民体験なども、興味のある方にとっては、可能になります。蕎を蒔いて蕎麦体験もいいですね。
 プランナー鈴木さんの指導で「EM農法」が実体験できるということも可能になります。また富士川流域王国全体にEMによる環境浄化が展開できることもこれからの大きな王国プロジェクトです。
 また「週末住民」体験が始まると、今後、最小限のルールが必要となりますから、想定できる問題点は抽出して冊子(マニュアル)づくりをする。これは前述のログハウス・スクールでの学習教材としても援用できるものにしたい、ということになります。