すでにご案内して参りました「ランドスケープから見た産業遺産と地域再生」と題した、「金銀山をはじめとした産業遺産を活かしたまちづくり」、についての一連の行事が充実した内容で開催されました。

 予定通り、11月25日午後1時に東京からのパネラー関係者がJR身延駅まえにて集合、身延町のバスにて身延山久遠寺奥の院などからの富士山・湯之奥金山・富士川北岳・八ッ岳・甲府盆地・湯之奥集落・内山金山遺跡など歴史遺産や歴史的景観を観察後、下部温泉郷のニュー山田ホテルにて山梨県教育委員会や湯之奥金山博物館関係者が合流、交流会が開催されました。
 翌26日は午前9時に、金山博物館にて野中身延町助役から歓迎の挨拶を頂いた後、湯之奥金山博物館を見学、その後、下部温泉郷を見学しました。午後1時から研究集会が湯之奥金山博物館多目的ホールで開催され、表題の「ランドスケープから見た産業遺産と地域再生」をテーマに意見交換会が行なわれました。
 意見交換会は、私(谷口一夫)から「甲斐黄金村湯之奥金山博物館の活動」について基調講演が行われた後、世界不動自然・文化遺産研究会(WINCH)田畑貞寿会長の挨拶から始まり、同会の活動内容などが紹介が行われました。
 また、同会秋山寛事務局長がコーディネイターとなり、パネルディスカッションが行われ、パネリストでもある田畑貞寿会長、私(谷口一夫)、森戸哲氏(地域総合研究所代表)、荒川紀子氏(亜細亜大学教授)らによってそれぞれ意見が述べ
られ、研究集会は大変盛り上がりました。これらの記事は、後日改めて書き込みます。