峡南JCの表題のイベントに参加しました。

 朝8時になかとみ和紙の里を出発、国道52号線(みのぶ道)を南下、南部町の南部森林組合林業の在り方を学んだ。また、林業の現状について理事長さんから問題点など聞いたが、採算の問題、後継者の問題などが山積していることを再認識した。理事長の話の中で、杉、檜などの針葉樹で山が覆われてしまい山に住む動物が、人が住む里へ下りてきてしまった。山の上の方へ動物が住める「森」(広葉樹など、実が餌になるような植物など)を、作ってやらなけれな、どんな柵を作っても1〜2年は良いかも知れないが、解決策にはならない。と言うことでした。
 確かに動物もそうだが、人が山へ入れる「森」づくりも、必要だと痛感した。また県産材を使った環境に優しい家造りも必要なことが理解できた。
 身延の「ゆばの里」で、ゆばの作業工程など学んだ後、富士川ふるさと公園へ。ここでは早川町の案内を日本上流文化圏研究所の柴田彩子さんから話を聞き、また峡南各町のテナントの見学を行った。
 午後は増穂町のギャラリー六斎や、旧六郷の商工会館にある印章資料館を見学、52号線に建てられた鰍沢町立「塩の華」(ドライブイン)で水運の話を聞き、名産品など購入。最後に出発点の「和紙の里」へ戻ってきた・
 素晴らしい産物もあり、地場産業を発信している施設あり、それらを系統的に見学できたことに多くの参加者は、十分満足できた。
 長沢理事長、小林川の都委員長さんはじめ峡南JCの皆様ありがとうございました。こうした一歩一歩が新しい峡南を作って行くでしょう。