2011-06-05から1日間の記事一覧

この地域大会、NHK甲府の取材があり、こうした主旨や研究発表の要点をニュースに流していただきました。今朝、知人から見ましたよ、と電話で起されました。

富士川流域王国活動は、地域に残る雄大な自然遺産とそこに残る文化遺産を軸足にした地域活性化を標榜していますが、その意味では、素晴らしい地域大会になったと思います。

世界中を眺めて見ましても、主たる観光地は自然景観の素晴らしさと、文化遺産である壮大な歴史的遺構(遺跡)が、訪れる観光客の感動を与えていることは言うまでもありません。地域に住む方々は、それを誇りにしていますし、その誇りが地域を活性化に導いているようです。

この地域大会は、毎年、同協会が県下市町村を巡回して、地域の皆様と共に地域の歴史を学ぶイベントとして開催しているものですが、意外と地域の皆様は日常的に文化遺産を子供のころから接していても、その歴史的価値を知らずにいるケースがあります。それを外部の目や、歴史の流れの中でどのような価値があり、どんな歴史ドラマが秘められているのか、それを勉強する機会に、また同時にその大切な歴史を知った後は、歴史の伝承者として、それら文化遺産を大事に保護していく土壌づくりもこの地域大会の目標の一つとしています。

県考古学協会の地域大会が、協会と身延町教育委員会共催で、昨日、身延町総合文化会館で開催されました。私は開会挨拶と4番バッターで「湯之奥3金山遺跡の概要」について報告いたしました。